送別会が開かれないという悲しい事態を考える

「出会いがあれば別れがる」

 

こういう言葉がありますが、そういうときに行なわれる行事がありますよね。

 

そうです。

歓迎会、送迎会などいわゆる「飲み会」というやつです。

僕はその中でもこれまで会社、またはバイト先に身をささげてきたのにも関わらず、送迎会が開かれないという残酷な事態があるということを知ってほしいのです。

 

おそらく、いや絶対、長い間頑張ってきたのに送別会が開かれない人という事は

みんなからあまり好かれてはいないでしょう。

それは分かりますが最後ぐらいみんなで送り出しましょうよ!

送別しましょうよ!

 

皆さん想像してください

 

モデル:A子さん21歳。

勤続年数:3年

 

長く頑張ってきたバイトが今日で最後出勤日。

 

バイト先に向かっている途中色々な思いがこみ上げてきます。

 

「最初はよくオーダーミスしたな」

 

「高橋君よくお皿割っていたな」

 

「バイトリーダになった時うれしかったな」

 

楽しかった事、つらかった事、全てが今となっては良い思い出です。

 

そんな自分が業務をおえて店長に最後に挨拶をするように促されます。

 

「皆さん長い間本当にお世話になりました。ここで働かせていただき色々な事が身につきました。皆さんとは違う場所で頑張りますが、お互い頑張っていきましょう。

今までありがとうございました。」

 

挨拶が終わりました。

 

少しいつものバイト終わりとは違う空気が流れ、その後みな更衣室に戻ります。

制服から私服に着替えをおわるとA子さんはバイト先のみんなとお話をします。

 

A子さんお疲れ様でした。A子さんがもう出勤しない思うと寂しくなるな」

「何言ってるの。今度は高橋君がここを支えていくんだよ。頑張ってね。今度飲みにでもいこうね」

 

さあ送別会の環境が整いました。

 

あとは高橋君が

 

「今からみんなでA子さんの送別会しましょうよ」

 

と発言するだけで全てが丸く収まります。

 

しかし、ここで高橋君が発した言葉は

 

 

 

 

 

 

「じゃあお疲れっした。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな事があっていいのでしょうか?

 

しかもA子さんは「今度のみにでもいこうね」という命がけのキラーパスも送っています。

 

それなのにも関わらず、

 

 

 

 

「じゃあお疲れっした。」

 

 

 

 

 

皆さんこんな悲しい挨拶を聞いた事がありますか?

 

 

A子さんはショックを受けるはずです。

 

 

A子さんがもし強靭のメンタルの持ち主ならば、

 

「私の送別会はいつ?」

 

と聞くかもしれません。

 

地獄絵図ですね。

 

だから皆さんもこんなことがおこらないように送り出す意思だけでも相手に伝えましょう。

また、送り出される側もやめる2ヶ月前ぐらいからみんなに愛想を振りまいておきましょう。

 

以上です。